仙台市宮城野区の矯正歯科、ぬかつか矯正歯科クリニックです。

歯列矯正治療 成人矯正治療の症例

出っ歯(上顎前突)

今回登場していただいた患者さんは、出っ歯であることを気にして来院されました。
咬み合わせが浅く、上顎の前歯が突出し、上下の歯並びが凸凹の状態でした。その為口唇の突出感が強く、努力をしないと唇を閉じることが出来ませんでした。
凸凹の解消と前歯を後ろに下げるため、上下左右前から4番目の歯を抜いて治療することになりました。
治療に積極的に取り組んで頂いたお陰で、綺麗な咬み合わせと自然な口元を得ることが出来ました。長い期間お疲れ様でした!

治療の経過

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上下左右、前から4番目の歯を抜いて、配列を開始しました。
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治療終了時です。きれいな咬み合わせとなり、口唇も自然な状態へと変化しました。

治療後の患者様の感想

1,矯正治療が終わった今、一番良かったと思う瞬間はどんな時ですか?

人前でも口元を気にせずに話したり笑ったり出来るようになったことです。寝起きに口の中が乾いて大変だったが、口を閉じて寝れるようになりとても快適です。

2,矯正治療前と後で何か「変わった」と実感することはありますか?

歯磨きがやりやすくなり、以前より丁寧にするようになった。

3,矯正治療中に大変だったことは何ですか?

食べる時に食べ物がはさまりやすいことです。痛みは少なかったので、その他は大丈夫でした。

4,現在、矯正治療を頑張っている皆さんにお伝えしたいこと、自分が体験した中でこうすると良かったということがあれば教えて下さい。

ずっと気にしていたものの、矯正まではしなくても良いかと思って、30歳を過ぎてから治療することになったが、もっと早くから治療すればよかったと後悔しています。治療自体は歯の変化がすぐにわかり、きれいになっていく様子に楽しみや期待で、大変だと思うことはほとんどありませんでした。その為、2年という期間もあっという間に感じました。楽しく治療することが出来て本当に良かったです。有難うございました。

歯科矯正治療に伴う一般的なリスク・副作用について

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の移動には個人差があるため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置が装着されているため歯が磨きにくくなります。
    虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。
    また、歯の移動に伴って隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯の移動に伴って歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
  6. ごく稀に、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごく稀に、歯の移動に伴って神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎関節が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症の症状が生じることがあります。
  10. 様々な問題により、当初に予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を撤去する時に、歯の表面のエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. マルチブラケット装置を撤去した後、リテーナーを指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性があります。
  15. マルチブラケット装置を撤去した後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)をやりなおす可能性があります。
  16. 顎の骨の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。
    その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。