仙台市宮城野区の矯正歯科、ぬかつか矯正歯科クリニックです。

歯列矯正治療 成人矯正治療の症例

部分矯正

今回登場していただいたのは中学2年生のYさんです。
上の歯並びに隙間があることを気にして来院されました。
ぱっと見た感じではとてもきれいに並んでいますが残念ながら左右共もともと大人の犬歯がなかったため、子供の犬歯が抜けた後はぽっかり隙間があいてしまいました。(右の写真)

普段通っていた歯医者さんに指摘されたため当医院にいらしたそうですが、そのタイミングはまさにぴったり!
まだ小学生だったYさんの成長もうまく使って隙間を閉じながら歯並びを治すことができました。

治療の経過

経過_01
初診時

初診の検査から、Yさんには2つの問題点がみつかりました。

1. 下顎が上顎より前に出ている受け口の骨格
(ここに来院される前に前歯が反対だったのを治してあるので写真では骨格にずれがあるようには見えません)

2. 大人の犬歯が2本足りない
このことからまず初めに上顎の成長をうながして前へ引っぱり出してから歯の隙間を閉じていくことにしました。

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経過_02
すき間を閉じはじめました
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経過_03
終了時

治療後のYさんの感想

1:矯正治療を始めるきっかけは何でしたか?

虫歯予防のために通っていた近くの歯医者さんで「歯がありません!!」と言われここに来ました。そして「このままだと歯が抜けてしまった方にずれてしまう」と言われ、そりゃ困る(笑)と思い始めました。

2,自分で治療前に気になっていたところはありましたか?今はどうですか?

もとから歯並びは良かったのですが、今はカンペキな歯並びになったのでHappyです。

3,矯正治療が終った今、振り返ってみるとどんな感想をお持ちですか?

私は人より歯が小さく、とてもみがきにくくて大変でした。器具がとれた時はみがきやすくて感動でした。最初は自分の歯に器具は付けたくなかったけど、いろんな人とはなす“きかっけ”にもなったし、なによりもBeautifulになったので矯正をして本当によかったと思います。

歯科矯正治療に伴う一般的なリスク・副作用について

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の移動には個人差があるため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置が装着されているため歯が磨きにくくなります。
    虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。
    また、歯の移動に伴って隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯の移動に伴って歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
  6. ごく稀に、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごく稀に、歯の移動に伴って神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎関節が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症の症状が生じることがあります。
  10. 様々な問題により、当初に予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を撤去する時に、歯の表面のエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. マルチブラケット装置を撤去した後、リテーナーを指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性があります。
  15. マルチブラケット装置を撤去した後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)をやりなおす可能性があります。
  16. 顎の骨の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。
    その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。