矯正中に気をつけたい食べ物とは?
矯正治療

仙台駅徒歩5分にある矯正歯科、ぬかつか矯正歯科クリニックです。
矯正治療中は、歯が動きやすくデリケートな状態になっているため、装置に強い力がかかったり、食べ物が絡まったりするとトラブルが起こることがあります。特にワイヤー矯正では、硬い食べ物や粘着質のものを避けることが大切です。一方で、マウスピース矯正は取り外しが可能なため、基本的に食事制限はありませんが、使用方法には注意が必要です。
ここでは、装置を壊さないための食事の工夫や、矯正中に気をつけたい食べ物について詳しくご紹介します。
目次
1. ワイヤー矯正とマウスピース矯正
・ 1-1 ワイヤー矯正は固定式のため制限がある
・ 1-2 マウスピース矯正は制限がない
2. ワイヤー矯正の時気を付ける食事
・ 2-1 硬い食べ物は避ける
・ 2-2 粘り気のある食べ物にも注意
・ 2-3 食後は必ず丁寧に清掃を
3. マウスピース矯正の食事に関する注意点
・ 3-1 マウスピースをつけたまま飲食しない
・ 3-2 再装着前は必ず歯を磨く
【まとめ】
1. ワイヤー矯正とマウスピース矯正

1-1 ワイヤー矯正は固定式のため制限がある
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを接着し、ワイヤーで連結することで歯を動かします。そのため、装置が常に口の中にある状態で生活することになり、食事の際に注意が必要です。
装置の破損は治療期間の延長にもつながるため、食事の内容や食べ方に気をつけることが大切です。
1-2 マウスピース矯正は制限がない
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を少しずつ動かす方法で、食事の際には取り外すことができます。そのため、ワイヤー矯正のような食べてはいけないものはほとんどありません。
ただし、マウスピースを装着したまま飲食をすると変形、破損、着色の原因になるだけでなく、虫歯のリスクも高くなります。外して食事をする、再装着前に口を清潔に保つなど、使用方法を守ることが重要です。
2. ワイヤー矯正の時気を付ける食事
2-1 硬い食べ物は避ける

どうしても食べたい場合は、小さく切ってゆっくり噛むなど工夫しましょう。
2-2 粘り気のある食べ物にも注意
キャラメル、ガム、もち、グミなどの粘着性のある食べ物は、ワイヤーやブラケットに絡みやすく、外れたり清掃が困難になったりすることがあります。無理に取り除こうとすると装置がずれることもあるため、避けるのが無難です。治療中はなるべく歯にまとわりつかない食品を選ぶと良いでしょう。
2-3 食後は必ず丁寧に清掃を
矯正装置には食べかすがたまりやすく、放置すると虫歯や歯肉炎の原因になります。食後はなるべく早く歯磨きを行い、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使って細かい部分まで清掃しましょう。
外出先では、携帯用の歯ブラシやデンタルリンスを持ち歩くと便利です。装置の周りを清潔に保つことが、治療をスムーズに進めるための基本です。
3. マウスピース矯正の食事に関する注意点
3-1 マウスピースをつけたまま飲食しない

水以外の飲み物も基本的にNGです。飲食の際は必ず外し、終わったら口を清潔にしてから装着するようにしましょう。
3-2 再装着前は必ず歯を磨く
食後に歯を磨かずにマウスピースをつけると、歯の表面に残った糖分や汚れによって細菌が繁殖します。そのまま長時間装着すると虫歯や歯周病の原因になるため、外出先でも可能な限りブラッシングを行いましょう。
磨けない場合はうがいだけでも行い、マウスピースを清潔に保つことが大切です
【まとめ】

矯正中の食事は、装置を守ることと清潔を保つことがポイントです。
ワイヤー矯正では、硬い、粘る、歯にくっつく食べ物を避け、食後は丁寧なケアを行いましょう。
マウスピース矯正では、装着したままの飲食を避け、歯と装置を清潔に保つことが重要です。少しの工夫で矯正治療を快適に進めることができます。
仙台の、ぬかつか矯正歯科クリニックでは、矯正治療中の患者様一人ひとりに合わせたアドバイスを行っています。きれいな歯並びを手に入れるために、毎日の食生活に気を配ることが大切です。



